仙腸関節炎(せんちょうかんせつえん) |
腰の痛みの中でも起こってしまうと
身動きが取れなくなるほどの痛みを伴う『仙腸関節炎』
そんな仙腸関節炎について説明していきます。
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治療 |
骨盤を歪ませてしまう阻害因子を取り除く必要があります。
そのために必要なのが、
骨盤が左右非対称になってしまっているところを、
骨盤が開くように引っ張っているところを緩めていくことです。
そして原因が解消した後に
良くなった状態を維持していくための支える力を培っていくことです。
骨盤を整えるために行いたいのが、
当院でも行っている組織間リリースです。
組織間リリースとはくっつき合っている組織と組織を剥がす施術です。
剥がれた組織は本来のスムーズな動きを取り戻し、
骨盤をいい位置に導いてくれます。
そして
骨盤を安定させる筋肉をしっかりと働きやすい状態にすることも重要です。
治療の初期は炎症が強いため、
まずは歪みを整えて負担を減らしていきます。
通常、炎症は3日ほどで消えていきます。
炎症が消えるまで骨盤を安定させるために
骨盤ベルトを使うのも1つの方法です。
炎症が落ち着いてきたら、
普段のクセ(どちらの脚に荷重するかなど)を修正していくことや、
骨盤を安定させる筋肉のエクササイズなどを行い再発防止に努めていきます。