2023/10/11
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4つの機能的腰痛② 後ろに反ると痛い腰痛について |
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4つの 機能的腰痛②
こんにちは!ばばです。 今回は4つの機能的腰痛②、後ろの反る時におこる腰痛についてお伝えしていきます。
まずはおさらいから。
この機能的腰痛は4つに分類されます。
今回取り上げるのは、後ろの反る時の腰痛で「背骨に痛み」がある状態についてです。
ただし、後ろに反る動作で腰が痛くなる症状は多いのが椎間関節性腰痛であって、
以下のタイトルのブログを読んでいない方は一度目を通してください。
指をあてている背骨から下の背骨は動かないようにして後ろに反った時に、痛みが軽減するならば、椎間関節性腰痛の可能性があります。
まとめると、 ・後ろに反った時に痛い ・背骨付近が痛い
その他の機能的腰痛も反るときに痛みがありますが、背骨付近が痛い場合は、仙腸関節性腰痛と筋・筋膜性腰痛は除外していいでしょう。 椎間板性腰痛は後ろの反るときに痛いタイプは、非常に少ないので(いないわけではないので、椎間関節性腰痛のエクササイズを行っても症状が変わらない場合は、医療機関で検査をお勧めします。
となります。
・股関節の可動性の制限 ・胸椎(胸郭)の可動性の制限 ・上肢及び肩甲帯の可動性の制限
それでは、エクササイズを紹介していきます。
腹筋群の機能低下に対するエクササイズ 腰の筋肉を緩める腹筋運動 体を前側から守る体幹トレーニング
股関節の可動性の制限に対するエクササイズ 股関節前側のストレッチ→下臀部のエクササイズ→股関節前側のストレッチの順で行うといいでしょう。時間のない方は下臀部のエクササイズだけでも行ってみてください。 股関節前側のストレッチ 1:58~ 下臀部のエクササイズ ※下臀部のエクササイズは下臀部に筋肉の収縮感がなく(もしくは少なく)、腰の収縮感がある場合は中止しましょう。難しいエクササイズなので、うまくできない方もいます。
胸椎(胸郭)の可動性の制限に対するエクササイズ ポイントは胸部で反る可動性を向上させることで、腰部への負担を減らします。 ツイスター&アクティブツイスター(下位胸郭拡張エクササイズ)
上肢及び肩甲帯の可動性の制限に対するエクササイズ ポイントは万歳をしやすい(腕を上げやすい)可動性の向上です。 前鋸筋エクササイズ
上記の問題を改善して、後は痛みの患部の腰椎に伸展負荷を軽減させるようコントロールしながら、腰だけで後ろの反らないよう伸展負荷を分散させ動作改善をしていきます。 ただし、今回紹介したエクササイズを行ってみて、芳しく感じない場合や痛みが増すような場合は直ちに中止をしてください。適切に行えていないことが考えられます。
今回取り上げたのは、後ろに反る時の腰痛で「背骨に痛み」がある状態の「椎間関節性腰痛」についてです。 背骨に痛みだけではなく腰に広く痛みもある場合は「筋・筋膜性腰痛」も考えられます。 腰痛は複数の問題が混在している場合が多いので、今後ブログで上げていく4つの機能的腰痛を参考にして、1つずつ解消していただければです。
4つの機能的腰痛 ①椎間板性腰痛
そのほかの腰痛 椎間板ヘルニア
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