スポーツ好きなお子さんの足の痛み、
それ…第一ケーラー病かもしれません
特定の場所が痛む、
運動すると悪化する子どもの足の痛みについて
3回に分けてお伝えしていきます。
①オスグッド・シュラッター病
②シーバー病
③ケーラー病
「最近、子どもが歩きたがらない」
「運動の後に足を痛がる」
「土踏まずのあたりを押さえて痛いと言う」
そんな症状が出ている場合、
「第一ケーラー病(だいいちけーらーびょう)」の可能性があります。
あまり聞きなれない名前かもしれませんが、
実は活発な幼児~小学校低学年くらいのお子さんに
多い病気の一つです。
■ 第一ケーラー病ってなに?
第一ケーラー病とは、
足の内側にある「舟状骨(しゅうじょうこつ)」という骨が
一時的に血流不足を起こして、
痛みや腫れが出る病気です。

特に3歳~7歳くらいの、男の子に多くみられます。
舟状骨は土踏まずの構造に関係しており、
走ったりジャンプしたりするたびに
負担がかかりやすい骨。
成長期に血流が追いつかず、
一時的に骨が弱くなることで痛みが出てきます。
■ どんな症状?
痛みは一時的なことが多いですが、
放っておくと長引くこともあるので注意が必要です。
■ 原因は?
つまり、「元気な子ほどなりやすい」側面もあります。
■ どうすればいいの?
第一ケーラー病は、
時間の経過とともに自然に治る病気です。
ただし、
痛みがある間はしっかりと休ませることが
とても大切です。
対処法:
運動の中止・安静
→ 痛みが落ち着くまで無理をさせないことが最優先です
アイシングや足の挙上
→ 炎症を抑える目的で冷やしたり、足を高くして休ませるのも効果的
インソールの使用
→ 足裏のアーチを支える中敷きで負担を軽減できます
整形外科や整骨院での診察と経過観察
→ レントゲンで正確に診断できます
多くの場合、数ヶ月で自然に治癒し、
将来的な運動制限もありません。
安心して経過を見守ってあげましょう。
■ 保護者の皆さまへ
お子さんが
「なんとなく足が痛い」
「歩きたがらない」と言ったら、
見逃さず早めに専門機関に相談してあげてください。
第一ケーラー病は
早期に気づいてあげれば、
しっかり休むことで悪化を防ぎ、
自然に治る病気です。
足の痛みで困っているお子さんがいたら、
お気軽にご相談くださいね。
いつでもサポートいたします。
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