2025/7/8

【体幹ケアと姿勢改善①】廃校フィットナスSent様にて”体幹ケア”講座を行いました

 
【体幹ケアと姿勢改善】
廃校フィットナスSent様にて
”体幹ケア”講座を行いました
 
 
 
 
7/6、廃校フィットネスSent様にて”体幹ケア”講座を行いました。
 
こちらは地域の"銭湯"みたいなフィットネスクラブと称して活動しており、
長野県飯綱町の旧牟礼西小学校廃校活用施設
「いいづなコネクトWEST」にあります。
 
学校を再活用しているので、こじんまりしているところもありますが、
長野県内に3か所しかないストレッチマシンZERO-iがあったり(やってみたい!)、
筋トレのマシン、最新のトレッドミル、またスタジオレッスンもあります。
 
なにより料金がものすごく良心的な施設です。
うちにいらしている患者さんにも紹介しています。
 
 
 
 
さて、今回行いました”体幹ケア”講座を振り返っていきたいと思います。
 
 
 
そもそも”体幹ケア”とは
 
 
普段感じる不調や違和感、
これら諸問題の大きな原因は
体幹の衰えです。
 

加齢、運動不足、怪我や病気、
日々のストレスや体への
負担などによって
体幹が衰えてきます。

 

すると、姿勢が悪くなったり、
肩や腰が重く感じたりと
身体のバランスが
崩れてしまいます。

 

しかし、
体幹の衰えは目に見えないし、
痛みが出るまで

 

バランスの崩れには
気付きにくいです。

 

だから、
口腔ケア、
スキンケアと同じように、

 

身体の根幹=体幹も
お手入れしないと
いけないのです。

 
 
 
 

体幹が衰えると

姿勢が崩れ、
本人の意思とは関係なく
間違った動きをしてしまいます。

 

それを繰り返すことで、
筋肉が硬く、
もしくは弱くなり、

 

関節に負担をかけ、
神経を圧迫し、
やがて痛みや問題となって
突然現れるのです。

 

 

間違った動きを改善するのは

習慣的な体幹ケアです。

 

なぜなら、
長い時間をかけて
作り上げてきた

 

動きの癖は、
そう簡単には
元に戻りません。

 

少しずつ、
コツコツと”ケア”していくことが
大切なのです。

 

人生100年時代。
やりたいことを
やり続けられるためにも、

 

人の手を借りず
最後まで自分の脚で
歩いていくためにも

 

身体の土台である”体幹”が
よりしっかりとする
必要があるのです。

 
 
 
 
そのために必要なこととは
 
①今ある自分の姿を知る(姿勢の癖を知る)

②癖となる動作を変える

③姿勢改善エクササイズをする
 
の3つとなります。
 
 
姿勢の習慣(癖)を知り、
習慣(癖)となる動きを変え、
そして姿勢を整えるエクササイズをすることで
 
 
姿勢は変わります。
 
 
日々行っている習慣(癖)に
気が付かないと
 
 
姿勢改善の施術を受けて
エクササイズを行って
姿勢が良くなっても
 

習慣(癖)が変わらなければ
簡単に元に戻ります。
 
 
 
では、ここから一つ一つ解説していきます。
 
 
 
 
①今ある自分の姿を知る(姿勢の癖を知る)
 
横から見た姿勢を確認する
 
壁によりかかってみましょう。
 
 
踵は壁から
2cm程離し、
 
 
骨盤の真ん中
みぞおちの後ろ
後頭部
 
 
を壁に当て、
腰は手のひら一枚分軽く反り
顎が上がらないようにします。
 
 
これを”バックスリー”と
言って、重力に対して
効率よく立てている状態です。
 
 
私自身は、
このバックスリーの姿勢を保てている
いわゆる良い姿勢のことをこう定義しています。
 
 
『今持っている力を最大限に発揮できる状態』です。
 
 
言い方を変えると
姿勢が崩れていると
力を発揮できていないということです。
 
この姿勢を楽に取れることが
大切です。
 
 
お腹に力が入ったり、
肩に力が入ったりと
脱力してこの姿勢が保てないということは
 
 
この姿勢に対して
抵抗勢力が存在している
ということですね。
 
 
 
■前(後ろ)から見た姿勢を確認する(立位)
 
毎日、ご利用者様のお体を診ていて
多くの方が以下のイラストのような
姿勢となっています。
ケンダル著 姿勢と痛みより転載
 
右の骨盤が挙がっています
(左の骨盤が下がって見えます)。
 
 
ご自身ではわからないかと思うので、
動きの確認をしてみましょう。
 
 
立って骨盤を
左右に目一杯横に
スライドをします。
 
 
左右差を感じたら、
横に動かしやすかった方の
骨盤が挙がっています。
 
 
ちなみに
イラストの色の濃い部分は
過剰に使われている筋肉で
 
 
薄いところは
うまく使えていない筋肉です。
 
 
 
■前(後ろ)から見た姿勢を確認する(座位)
 
実は座っている姿勢も癖が出ます。
 
 
よく脚を組むのはよくない、
ということも言われますが、
 
 
それ以上に
片方の坐骨
(座っている時に当たるお尻の骨)に
 
 
荷重し続けて座っている
ことの方が問題となります。
 
 
私たちの多くは、
立っている時間よりも
座っている時間の方が長いです。
 
 
座っている時の姿勢で
歪みが生じてしまうのです。
 
 
分かりづらいという方は、
片方のお尻(坐骨)に体重をかけて
反対側のお尻を持ち上げてみましょう。
 
 
そして逆も行ってみましょう。
 
 
持ち上げやすい方、
持ち上げにくい方が
あったかと思います。
 
 
ここで分かるのは、
持ち上げやすい方のお尻(坐骨)に
普段から体重をかけて
座っているということです。
 
 
 
ご自身の姿勢の癖、
分かりましたか?
 
 
体重をかけやすい脚、
体重をかけやすいお尻(坐骨)が
それぞれあったことと思います。
 
 
左右の違いに気づけた方は、
もう改善できたようなものです。
 
 
ではつぎに、
②癖となる動作を変える
 方法について解説していきます。
 
 
■横から見た姿勢の癖の改善方法
 
 壁を見たら背中をつけて
骨盤の真ん中、
みぞおちの後ろ、
後頭部を当て
 
 
まっすぐ立てているかを
確認しましょう。
 
 
この際、
背面の3か所が付いた状態の姿勢のまま
壁から少し離れてみます。
 
 
普段と違う感覚があることでしょう。
 
 
でも、これがいわゆる良い姿勢です。
普段と違う今感じた立ち感覚に
アップデートしていきましょう。
 
 
意識的に行っていくことで
徐々に無意識化に
落とし込まれていきます。
 
 
 
■ 前(後ろ)から見た姿勢の癖の改善方法

改善方法というほどではないのですが、

 

立位の時は、
右に骨盤をスライドさせやすいなら
左への骨盤スライドを積み重ねる。

 

意識できるときは
左に骨盤をスライドさせる
姿勢を取る。

 

座位の時は、
左のお尻に体重をかけやすく
右骨盤を持ち上げやすい場合は、

 

このエクササイズがおすすめです。
https://youtu.be/Xy_lgk2X3mI

 

あとは意識できるときは
乗せる習慣のない右のお尻に
重心を載せるです。

 

姿勢改善エクササイズ等は、こちらをどうぞ!
https://karada-plus.p-kit.com/userblog/index.php?action=view&blog_id=2173174

 

 

 

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