2025/6/20
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シーバー(セーバー)病の 原因と改善一案 |
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シーバー(セーバー)病の 原因と改善一案 シーバー(セーバー)病とは、 踵が痛くなる症状が特徴です。 激しい運動のあとに 症状が出ることが多く、 踵骨というかかとの骨に 痛みがでるため、 痛みを回避しようとして つま先歩きをするように なることもあります。
成長期の子どもの 運動などで負荷がかかり、
踵骨に血流障害が起こったり
壊死(えし)、 シーバー(セーバー)病は アキレス腱につく ふくらはぎの筋肉である ”下腿三頭筋”の過度な緊張が 大きな原因の一つです。 そもそも下腿三頭筋はなぜ 過剰に使われてしまうのでしょうか? 今日はここから掘り下げて 改善していくための考えと方法に ついてお伝えしていきます。 成長期の子供の体 お子さんが訴える足の痛みの中で、
成長痛は、医学的には
「幼児・学童期に、
主に3歳から12歳くらいの そして成長痛とは違う痛みで 小学校高学年~中学生にかけて 多いのが骨端症です。 成長期の子どもの骨の端にある 成長軟骨板(骨端線)に起こる病気で、 骨の成長や変形、 痛みなどを引き起こすものです。 筋肉が伸びるのに対して 骨が伸びる速度の方が 早いと言われています。 そのため ふくらはぎの筋肉は硬くなるのです。 ふくらはぎの筋肉が硬くなるから痛くなる? はい、その通りです。 でも、ふくらはぎの筋肉だけが 硬くなるわけではありません。 特にももの筋肉である 大腿四頭筋やハムストリングスも硬くなります。 もも裏の筋肉であるハムストリングスと ふくらはぎの下腿三頭筋は連結しています。 そのためもも裏からふくらはぎにかけて 長い距離で強く踵を引っ張ってしまうのです。 その結果、 踵骨が過度に引っ張られ、 痛みとなって表れてくるのです。 それだけではなく、もう一つの誤動作 実は ハムストリングスが硬くなると 骨盤が後ろに倒れやすくなり 腰が丸くなりたがってしまいます。 するとなに起こるでしょうか? 力が入りやすく 瞬時に動くための 腰を落としたポジションである ”アスレチックポジション”の際、 ![]() アスレチックポジション 腰が丸くなり、 股関節がうまく使えないことで、 膝が脚の指先より過度に前に出ることになります。 では、 腰を丸くしてのジャンプと 腰を軽く反った姿勢でのジャンプを 比べてみましょう。 着地時の踵への衝撃が違いませんか? 腰を丸くしての着地では、 衝撃会費がスムーズにできず 踵にダイレクトな衝撃が来るのに対し 軽く反った姿勢での着地は、 うまく衝撃分散ができるはずです。 いわゆる良い姿勢は非常に大切なのです。 シーバー病が発症しないためには ポイントは、 良い姿勢 もも裏筋である ハムストリングスが成長期で 硬くなることにより、 骨盤は後ろに倒れやすく 腰は丸まりやすくなると 股関節をうまく使えなくなり 結果、膝関節を曲げることで 腰を落とすようになります。 これでジャンプすると、 踵に対する衝撃吸収能力が低下し 症状が発症しやすくなります。 では、良い姿勢を取ればいいのだろう と思いますが、 実は、 成長期の子供にとって 良い姿勢をとるのは大変なのです。 なにせ身長が伸びることで 特にもも裏の筋肉が硬くなって 骨盤を立てて良い姿勢をしたくても 硬くなったもも裏の筋肉が 骨盤を寝かす方に引っ張るので 腰は丸くなってしまうのです。 そこのところは親は理解する必要があります。 うちの子は猫背姿勢・・・ 中学生あたりはそんなお年頃なのだと 理解すると気が楽になるかと思います。 改善アプローチ方法 動画にまとめてみました。 参考にしてください^^ スポーツ障害は、 成長期のお子さんにとって 避けられない側面もありますが、 適切な対処とケアで痛みを和らげ、 パフォーマンスの低下を 防ぐことができます。 お子さんの痛みに気づいたら、 無理をさせずに 早めに専門家にご相談ください。 長野市、飯綱町、信濃町、中野市、須坂市、小川村でお体の不調でお悩みの方は、 お問合せ、ご相談、ご予約のお申込は |
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